令和元年の確定申告が完了した。今年もfreee にお世話になったので、ご報告。
- 確定申告は開始前から受け付けてくれる!
- 確定申告書の提出に際して思ったこと
- 確定申告の強い味方
- まとめ
- 追記1:損失計上は一回だけ(2020年2月25日)
- 追記2:12月の経費を計上してから締めるべし(2020年2月25日)
確定申告は開始前から受け付けてくれる!
確定申告の受け付け期間は2020年2月17日から3月16日の間。しかし、受付期間開始前から受け付けてくれる。
ぼくは2020年1月17日金曜日に提出した。何の問題もなかった。
確定申告、医療費控除による還付金申請、などなどについて、わからなく不安げな顔の人たちですでにごった返している。
1月17日に提出に行った時も、すでにそのような人々で殺気立っていた。
確定申告書の提出に際して思ったこと
本来確定申告書は自分で書いて提出するもので、自分でわからなければ税理士さんにお金を払って頼むのが筋。
でも多くの人はお金を払いたくない。
だから、税務署に行けば何とかなるだろうと税務署に押し寄せる。
税務署も何とか対応しようと頑張っているが、いかんせん職員が足りず、場所も足りず、一番問題なのは申告者の理解が足りず、時間も空間もとても混雑している。
そして結果的にいやーな空気がよどむことになる。
わからずに教わりに来ているのに、待たされることで不満げなのである。
待たされることはぼくも嫌だ。
だから、ぼくは自分で解決するように努力した。
そういう気概はないのだろう。
お年寄りが多い。
やってもらえて当然という方が多いのかなと思う。
受付期間が始まると同時に、無料の相談会が、税務署とは別の大きな会場で行われる。
そちらに行けばたくさんの税理士さんが無料で書き方の相談に乗ってくれる。
それまで待てばいいのに。
ただ、無料相談会は大混雑必至と思う。
以前相談会は使ったことはあるが、そのときは田舎だったにもかかわらずかなり待たされた。
大都会東京ではどうなることやら。
コミケのようになるのではないかと思うと、ぼくは到底耐えられない。
全部自分で作成して、提出だけ窓口に行くのがよいと思っている。
今回もそのようにした。
確定申告の強い味方
確定申告はとても複雑だ。
計算方法を全部熟知して、ゼロからあの様式に計算しながら金額を書き込むのは、よほどの覚悟がいる。
しかし、詳しい計算方法がわからなくても、簡単に記入できる方法がある。
国税庁のサイト
まず誰でも考えるのが国税庁のサイトである。
ぼくも何年もお世話になった。
完全無料で便利なサイトである。
必要事項・金額を入力していけば計算してくれる。
毎年毎年、改善されていったと思う。
しかし今はこれは使っていない。
もっともっと素晴らしいソフトウェアがあるからだ。
会計freee
ぼくの味方は会計フリー。
会計フリーでの申告は、今回で3回目。
個人事業を始めた時からの利用になる。
このソフトは事業用の銀行口座やクレジットカード、オンライン決済PayPalやオンラインショップBASEなどを結びつけて、自動でトランザクションを取得する。
あとは、予測の仕訳を提示してくれて、ほんの少しの修正・調整のみで、すぐに帳簿がつけられる。
あとは、確定申告の際に自動で青色申告書を作成してくれる。
これはサイコーに便利。
個人事業のほうは大して収益が上がっていないが、それでも申告書が自動でできてくるのは本当に素晴らしい。
何が一番いいかというと簿記の知識がほとんどなくてもOKというところだ。
直感的でわかりやすい。
ぜひおすすめ。
簿記の知識がほんの少しあると助かるから、下のようなゆる~い本がおすすめ。
上記書籍の紹介記事。
医療費集計フォーム
医療費の控除を受けるためには、医療費控除を計上する。
昨年から医療費の明細書を提出しなくてよくなった。
代わりに医療費集計フォームでリストにして提出することになった。
これは、国税庁のファイルを使うとよい。
下記リンク先の右カラム上段にリンクがある。
クリックして開いた窓内からダウンロード。
Gtax
仮想通貨の取引があるなら、Gtaxがおすすめ。
ぼくは今回取引がなかったので、使用しなかったが、前回は使用して、とても助かった。
前回はそれぞれの取引所から取引履歴をダウンロードして、サイトにアップロードするだけで、損益を計算してくれた。
仮想通貨の取引が膨大でおぼれてしまっているあなたは、ぜひ検討を。
まとめ
今年も会計freee によって、さささっと確定申告が済んだ。
会計freee の便利さは偉大だ!
個人事業で青色申告に手間取っているあなたにぜひおすすめ!!
そのほか、医療費集計フォームやGtaxを使って、効率的な確定申告をめざしてほしい。
簡単便利でハッピーな確定申告を!!!
追記1:損失計上は一回だけ(2020年2月25日)
損失繰越を誤解していた。
3年間最大3回計上できると思っていたが勘違いだった。
損失は最初の年に計上したら、それ以後は計上できない。
あとあとになって前々年度以前の損失がわかった場合は繰り越して計上できる。
そういう制度であった。
誤って損失として計上していた分を修正した。
税務署からの連絡はいつもドキドキする。
追記2:12月の経費を計上してから締めるべし(2020年2月25日)
損失計上を修正して申告したところ、またもや税務署から連絡あり。
今度は事業費が変わっていて、その数字が正しければ青色申告書も修正申告が必要との連絡あり。
確かに変わっていた。
理由は、12月の経費を計上していなかったから。
会計freeeで「巻き戻し」をして、再度申告書を作成した時に、前回はまだ取り込まれていなかった、事業用のクレジットカードの利用明細がとりこまれたことによる金額の変更だった。
収益はなく、経費だけだったので、税金は減額される方向であったが、税務署としては金額があっていないのは問題なので、これも修正申告となった。
学んだ教訓は、1月中の申告を行うなら、前年12月のクレジットカードのトランザクションが取り込まれているか確認する必要がある、ということ。
2月になって申告するなら、12月分は確定しているし、1月末に支払いが終わっているので、何も問題ない。
あまりに便利なので、うかつだったが、1月中に仕上げるには注意が必要だ。